目次
管理対象アカウントの作成
組織設定の「メンバー」タブから、管理対象アカウントを作成できます。
手順
- 「アカウントを作成」をクリック
- ポップアップ上でユーザー名、メールアドレス、権限など必要な情報を入力し「作成」をクリック
使用するメールアドレスの制限
- 組織で所有権が確認されたドメインのメールアドレスのみ使用できます。
- すでに別のアカウント(組織内外問わず)で使われているメールアドレスは登録できません。
❗ヒント
ユーザープロビジョニングを有効にしている場合、IdPにユーザーを追加すると自動で管理対象アカウントが追加されます。その場合、「メンバーが組織に参加する際、自動的にこのチームに追加される」にチェックが入っているチームに自動で追加されます。
チームについては、チームの編集とチーム管理者の追加を参照してください。
管理対象アカウントの一括作成
CSVを用いて100人までのアカウントを一括で作成できます。
手順
- アカウントを作成」をクリック
- ポップアップ左下の「管理対象アカウントを一括作成する」をクリック
- 一括作成用のCSVテンプレートファイルをダウンロード
- CSVファイルのA列からC列(Email・Name・Unique ID)を設定したい内容に編集する
- CSVファイルのD列からF列(Language・Role・Teams)を以下内容に沿って編集する
■Language
メンバーの使用言語を指定します。en / ja のいずれかを入力してください。
■Role
メンバーの権限を指定します。Admin / Member / Guest のいずれかを入力してください。
■Teams
所属するチームを指定します。; (セミコロン)で区切って複数のチーム名を入力できます。
- CSVファイルをアップロード
- 表示内容を確認し、問題がなければ「作成」をクリック
管理対象アカウントの編集
組織設定の「メンバー」タブから、管理対象アカウントを編集できます。
手順
- 編集したいアカウントにカーソルを合わせ、「編集」をクリック
- ポップアップ上でアカウントの情報を編集し、「保存」をクリック
❗ヒント
ユーザープロビジョニングを有効にしている場合、管理対象アカウントの情報を更新しても、IdPから同期できる項目は、IdPの情報で上書きされることがあります
管理対象アカウントの削除
組織設定の「メンバー」タブから、メンバー一覧のチェックボックスを使って管理対象アカウントを削除できます。
この操作は取り消しできないので、十分ご注意ください。
削除されたアカウントのメールアドレスにはメールでお知らせします。
❗ヒント:アカウントを削除しても、ユーザーが作成・更新したアプリ上のデータは削除されません。
管理対象アカウントが他の組織にも参加しているときは
管理対象アカウントを削除してしまうと、ユーザーはアカウントに一切ログインできなくなります。
他の組織への参加状態を維持するには、アカウントを管理対象から外すことで「管理対象ではないアカウント」として残すことができます。
管理者のアカウントを削除するには
削除したい管理対象アカウントが、参加しているいずれかの組織で次の条件に当てはまる場合、アカウントを削除できません。
- 唯一の管理者、契約管理者または監査ログ管理者の場合
- 他のメンバーに該当の権限を追加もしくは委譲することでアカウントを削除できます
- SCIMトークンの発行者の場合
- 発行したSCIMトークンを削除することでアカウントを削除できます
- SCIMトークンを削除すると、ユーザープロビジョングは停止します。ユーザープロビジョニングが停止することを避けるため、あらかじめ同じ組織に所属する他の管理者が新しいSCIMトークンを発行し、お使いのIDプロバイダー(IdP)で設定してください
ユーザープロビジョニングが有効の場合の注意
IdPからユーザーが削除されると、連携する「プロビジョニングされた管理対象アカウント」も削除されます。
IdPにユーザー情報が存在する場合、Nulab Passの「組織設定」から「プロビジョニングされた管理対象アカウント」を削除しても、IdPのユーザー情報から新しい「プロビジョニングされた管理対象アカウント」が作成されます。その場合、削除した管理対象アカウントとは別アカウントのため、登録したデータなどは引き継がれません。
ユーザープロビジョニングによって管理対象アカウントが作成されることを防ぐには、IdPから該当ユーザーを削除するか、ユーザープロビジョニングの対象から外してください。